【愛がなければ】はアメブロで40話まで書いてきました。過去に販売員で勤めてきた二十代〜三十代での経験と出会いを書いています。出会い、別れから学んだ事はたくさんありました。そんな過去の日々を綴っています。登場人物・出来事はフィクションを交えて書かせてもらっています。自分の経験、お友達からのお話、人から聞き伝えのお話、織り交ぜています。1つの作りお話として読んでもらえたら幸いです。
前回のあらすじ42話
杏ちゃんからみきおくんとの事を指摘され、迷いが出てしまった私。
そんな中、ふみくんからホームページのイラストの依頼を受けてやりとりが始まりました。
【43話】なかったこと?
ふみくんからホームページのイラストの依頼を受けた私。販売の仕事が終わってから帰宅後は、作業に追われました。
細かいやり取りはメールでしました。
みきおくんとメールのやり取りは続いていましたが✉ふみくんとの依頼のやり取りが次第に増えていきました。
週一回、打ち合わせでふみくんとみきおくんに会うようになりました。その頃から、みきおくんと二人だけで会うことがなくなっていました。
打ち合わせの時、、
以前よりもみきおくんと目が合わなくなってきていたことに、数回打ち合わせをした時に気が付きました。気のせいかな…?とも思ったのですが。
それに比例するかのように、メールのやりとりが日を追うごとに少なくなっていきました。
気を悪くする事を言ってしまった?
何故連絡してくれないのだろうか?
気にはなっていましたが…みきおくんとは付き合っている訳でもないので聞く事も出来ませんでした。
1ヶ月後、約束の期限までに頼まれていた何点かのイラストは無事に仕上がりました。
最終の打ち合わせで、データと印刷した物をふみくんに渡す約束をしました。ふみくんとメールでやりとりをして、ランチがてら会うことになりました。
待ち合わせの場所へ行くと、そこにはいつも同席していたみきおくんの姿はありませんでした。
私『あれ、みきおくんは?』
ふみくん『夕方からのイベントの準備に行ってもらっててね』
私『忙しいね💦早めに切り上げないとだね』
ふみくん『みきおに頑張ってもらうから、大丈夫だよ』
ふみくんと私は二人でカフェに入りました。
データを渡すと、ふみくんは持ってきていたノートパソコンで確認をしてくれました。
ふみくん『ありがとう!希望通りの出来栄えだよ☺️気に入ったよ』
私『それなら、よかった☺️』
依頼されたイラストが、とても喜んでもらえて私は安堵していました。
ふみくん『今回、イラストがすごく気に入ったから、モモちんが良ければまた依頼させてもらっていいかな?』
私『ありがとう☺️依頼してくれたら、させてもらうよ』
ふみくん『本当、助かるよ。ありがとう。外注するともっと掛かることだから、、安い金額でごめんよ』
私『いえいえ☺️』
次の依頼の話を含めて2時間ほどふみくんと話しました。
私『時間大丈夫かな?』
ふみくん『あ…そろそろ戻らないとだな』
私『あ…うん☺️』
うん…
と返事をし、カフェを出てから頭の中でみきおくんの事が浮かびました。
もしかして…
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