愛がなければ【48】〜罠〜

【愛がなければ】はアメブロで40話まで書いてきました。過去に販売員で勤めてきた二十代〜三十代での経験と出会いを書いています。出会い、別れから学んだ事はたくさんありました。そんな過去の日々を綴っています。登場人物・出来事はフィクションを交えて書かせてもらっています。自分の経験、お友達からのお話、人から聞き伝えのお話、織り交ぜています。1つの作りお話として読んでもらえたら幸いです。

前回のあらすじ47話

売り場がまわらなくなり、私達社員は氷川販売長から呼び出されました。商品の仕入れ数について指導を受け、お叱りを受ける事に。私達に指示したのは上司の山口さんでしたが、かばってくれる事はありませんでした。

【48話】❍罠

面談で最後に、山口さんは商品管理のチェックを厳しくするように氷川販売から指示を受けていました。

私と江藤さんは売り場に戻り、その他の社員も集まって話になりました。

ゆりっち『何って言われましたか?』

江藤先輩『仕入れストップ…発注する数は山口さんの指示だったのに。全くその事には触れず…ありえなくて、言葉が出ないわ』

ゆりっち『同じです。最初からこんな数、さばけるはずないですよね。』

ゆりっちは私達より先に面談を受けていていました。

私『とにかく、メーカーさんには連絡をすぐにして商品を止めてもらわないとですよね』

江藤先輩『私ら、、ハメられたんやで』

私『え…』

江藤先輩『これで、私達が商品管理が出来てないって事になった。そしたら、山口さんが管理しろって氷川販売長からも指示が出ていたしね…』

ゆりっち『きっと、全て山口さんの管理になりますよね。私らは雑用のみに…これからもっとなっていきそう…』

江藤先輩『山口さん、、元からそのつもりだったとしか思えない』

『とにかく、発送されている商品は仕方ないにしても…メーカーさんにすぐに電話をしよう』

私、ゆりっち『はい、分かりました』

山口さんの仕事に納得出来ない気持ちを持ちながらも、上司である以上は反論出来る訳もなく…その場を上手く乗り切るのに必死になっていました。

山口さんは機嫌が悪いと顔に出る人で、常に気を使いながら話していました。

私も担当していたアパレルメーカー、レイの笠井さんにすぐに連絡をしました。

レイ笠井さん『毎度です!ちょうど連絡しようと思ってたところでした。新商品の出荷準備ができてます。』

私『その新商品の件で、、言いにくい事なんですけど…』

私は氷川販売長から面談で言われた事を話しました。

レイ笠井さん『…そうですか。商品の件は分かりました。来週、そちらにお伺いさせて頂く予定なので。一度、売り場の状況と山口さんにアポ取らせてもらっていいですか?』

私『分かりました。山口さんには伝えておきます』

笠井さんは山口さんと過去に商品のやり取りをしたことがありました。笠井さんは昔とは変わったアパレル業界の現状をメーカーの立場からアドバイスしようと考えて下さっているようでした。

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