愛がなければ【73】〜自分に問題がある〜

【愛がなければ】はアメブロで40話まで書いてきました。過去に販売員で勤めてきた二十代〜三十代での経験と出会いを書いています。出会い、別れから学んだ事はたくさんありました。そんな過去の日々を綴っています。登場人物・出来事はフィクションを交えて書かせてもらっています。自分の経験、お友達からのお話、人から聞き伝えのお話、織り交ぜています。1つの作りお話として読んでもらえたら幸いです。

前回のあらすじ72話

お見合いで知り合った石井さんとは関係は完全に終わり、婚活疲れをすごく感じてしまった私。暫くは出会いはいい…そう考えながらも不安はありました。やさぐれモードだった私は、お友達との飲み会やコンパを楽しむ日々が続きます。

その頃のゴロ―さん(アラパパさん)も20歳後半になり、彼女との付き合いに迷いを感じはじめました。彼女との“結婚”を考えられないゴロ―さんは別れを切り出しますが…

【73話】❍自分に問題がある

ゴロ―さんは彼女との交際は約1年弱でした。

彼女は優しくて、不満も何一つなかったと言います。それなのに、彼女との結婚は考えられない。

女の私からすると、当時…

なんでやねんー(*_*;

腹が立ったのを覚えています。

今となれば、結婚はそんなに簡単に決断できるものではないと分かります。いくら好きで、恋愛は出来ても。感覚的な物、食生活、両家族との関係。。。総合的なものがある程度は合致までいかなくても、近くないと結婚生活そのものを続けていくのは難しいな…と思います。更に、結婚してからじゃない分からない事はたくさんあります。

育ってきた環境が違うもの同士が一緒になるだから、難しくて当然です。最初から、結婚生活が快適！そんな方は、素敵な相手とめぐり会えた超ラッキーな人です。

結婚を考えられず、彼女に別れを告げたゴロ―さんでしたがー

彼女は別れを拒みました。

ゴロ―さんの彼女は、

『結婚は考えなくていいから。別れたくない。』

と言ったそうです。説得はしましたが、話は進まずそのままお付き合いを続ける事になったのです。

帰宅後、家に着くと両親のケンカをする声がリビングから聞こえました。ゴロ―さんのお父さんは当時、昔気質で家庭を顧みない方だったので両親はケンカが多かったそうです。

それを見て、

自分は両親みたいにはなりたくない

そう考えていたみたいです。

ゴロ―さんの結婚願望がない

それは、両親の影響を大きく受けたのではないかと私は思っています。私も子供の前ではケンカをしてしまう事がありますが。いけないな…と感じますね😢

幼い頃からの両親の関係は、大人になってからの子供の恋愛に少なからず影響があると思います。

ゴロ―さんからもそれは思いました。

ゴロ―さんは中高一貫の男子校で育ちました。社会人になってすぐの頃も女性と話すのが苦手だったそうです。

恋愛をしても、女性と上手く話せない。どう接したらいいのか分からない。相手のことを気にするあまりデートでは疲れてしまう。

彼女が泣いていても、抱きしめよう。優しい言葉をかけてあげようと思えない自分。

いつしか自分はー

恋愛不適合者だ

だと思うようになっていたのです。

この頃、私は。。。

コンパを楽しんでおりました(*´Д｀)

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