【愛がなければ】はアメブロで40話まで書いてきました。過去に販売員で勤めてきた二十代〜三十代での経験と出会いを書いています。出会い、別れから学んだ事はたくさんありました。そんな過去の日々を綴っています。登場人物・出来事はフィクションを交えて書かせてもらっています。自分の経験、お友達からのお話、人から聞き伝えのお話、織り交ぜています。1つの作りお話として読んでもらえたら幸いです。
前回のあらすじ75話
コンパで知り合った福井くんから食事のお誘いがありました。しかし、コンパで福井くんの印象はちょっとお調子者で、、警戒をしていた私。しかし、そんな福井くんの事を安藤さんは気になった様でした。福井くんに私が食事に誘われた事を、江藤先輩が安藤さんに伝えますが…
【76話】❍いってみることにした
コンパで知り合った福井くんの事を気に入った安藤さん。江藤先輩は安藤さんに私が福井くんに食事に誘われた事を伝えました。
すると、、、
年上のモモさんにはいかないと思う
と悪びれた様子もなく安藤さんは言いました。彼女の表情からすると、それが失礼な発言だとも感じていないような様子。
本心で言っているのだと感じました。
江藤先輩も私もそれ以上はとくに何も言いませんでした。
江藤先輩『あの子(安藤さん)、年上には絶対勝てるって思ってるんだね』
私も同じことを思いました。
私『そんな感じですね』
江藤先輩も何度か、失礼発言を安藤さんにされた事もあって。この頃から徐々に安藤さんには嫌悪感を募らせていきました。
そして、同じ部署になり大きな衝突となりました。
↓アメブロでその内容は書いているので、良かったら読んでみて下さい。
江藤先輩『一回、食事に行ってみるのはありだと思うよ』
私『そうですかね…』
江藤先輩『一回行ってみて嫌なら、その後は断ればいい話だし(^^♪』
私『そうですかね…』
江藤先輩『出会いって、職場でも難しいしね…。ちょっとでもありかな~と思うなら行った方がいいよ(^◇^)』
江藤先輩の勧めもあって、福井くんと食事に行ってみる事に。
約束は3日後になりました。
“可愛い顔して油断がならない相手”とも感じていた福井くん。。。私は彼と会う時、警戒する気持ちをもちながら約束の待ち合わせ場所に向かいました。
約束の場所で、すでに待っていた福井くん。
スーツで仕事帰りでした。コンパで会った時よりも真面目そうに見えました。スーツマジックを感じてしまった私。
お店は、福井くんが予約していてくれていました。2人並びで座れるお洒落な居酒屋さんでした。
福井くん『メニューどうぞ、飲み物どうしますか?』
とても対応がスマート。
福井くん『会ってくれて嬉しいです。断られるかなって思ってたから…』
私『誘ってくれて、ありがとう』
福井くん『モモさん、コンパにきていた中で他にお誘いありました?』
1人誘ってくれている方がいました。
私『○○さんからメールはありました』
正直に話しました。
福井くん『やっぱり…○○さん、モモさんの事気に入ってそうだったから。○○さんより先に誘わないと、、って思って。焦りました💦』
『モモさん、モテるでしょ?』
私『いやー全然です(*_*;彼氏も2年近くいないです。コンパに行ったり出会いは求めてはいたんですが…だから、モテないですよ』
『福井くんは彼女は?』
(内心)おだてて、、落とそうとしてる??その手にはのらないぞ…
そんな気持ちでした。
福井くん『僕は1年半はいないです。』
『いや~モモさん、絶対モテますよ』
調子いいなー…(゜レ゜)
私『褒めすぎですよ』
そして、相変わらず距離感が近い福井くん。腕の部分が当たっています。
福井くん『本当に可愛いと思ってるんです(*´ω`)』
ぐいぐい、口説いてきます。
それなら…と私も考えて、ストレートに言ってみました。
遊び人の人って、この言葉にだいたい一瞬ひるみます。
はっきりさせたくない、その心理が働くんでしょう。
福井くんは遊びで近づいてきているだろうから、多分この言葉を言ったら引くだろうと私は考えていました。
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